被リンクを増やす16の方法:SEO効果が高いリンクを増やすには?

「被リンクって何ですか?」
「どうやって被リンクを獲得すればいいの?」

といった悩みを抱えていませんか?SEO対策を進めていると「被リンク獲得が重要だ!」という話が必ず出ます。

最近では、Googleのアルゴリズムも進化しました。記事内容だけでなく、外部サイトからの評価も判断基準になっています。

そのため、多くのサイト運営者が被リンク獲得に取り組んでいます。さらに被リンク獲得には時間と労力がかかります。

そこに商機を見つけた企業は、専門に被リンク獲得サービスを提供しています。それほど被リンク獲得は、SEOにとって重要な要素として位置づけられています。

今回の記事では、被リンク獲得の重要性や16の獲得方法、被リンク獲得時の注意点を詳しく解説します。

執筆者情報(片山勇大)
  • 三重県に拠点を構えるライター・SEOディレクター。
  • SEO・取材記事・セールスライティング・資料作成代行・メルマガ・LPライティング・ゴーストライティングなどコンテンツ作成が得意。
  • SEOとコーヒーが好き。
  • ビッグキーワードでの上位掲載多数。
  • 運営メディア一覧
  • Xアカウント(ライター):https://x.com/webeat2
  • Xアカウント(コーヒー):https://x.com/kitsunecoffee3
目次

被リンクとは

被リンクとは、外部のWebサイトに自分(自社)のWebサイトがリンクされることです。具体的には、自サイトや記事ページのURLが、外部サイトに掲載されている状態です。

例えば、被リンクした場合、読者が自サイトのタイトルや紹介文に興味を持てば、URLのクリック率が上がります。

自サイトURLのクリック率が増加すれば、Googleも良質で需要があると判断します。その結果、Googleの評価も上がり、上位表示が可能です。

SEO施策では、被リンクが重要な要素です。検索上位表示やドメインパワーの向上などに効果があります。また、SEOの観点からGoogleも被リンクを推奨しています。

被リンク獲得のメリットは、主に以下の3つです。

  • SEOに効果的
  • ドメインパワーの向上
  • ページの評価時間が短い

それぞれ解説します。

Googleは、被リンクを「SEOの重要な評価基準」に位置づけています。良質な被リンクが多いほどGoogleの評価も高く、上位表示されやすい傾向があります。

また、SEO対策には、被リンク以外に記事内容の信頼性や権威性、信ぴょう性も必要です。さらに読者の悩みを解決できる良質な情報提供が求められます。

ドメインパワーが強いと高い確率で上位表示されます。ドメインパワーを向上させるには、被リンク獲得が有効です。

ドメインパワーとは、Webサイトの権威性や信頼性を数値化した指標です。簡単に言えば「Webサイトが、検索エンジンからどれだけ信頼されているのか」を示すものです。

また、優良サイトの被リンクが多いと、検索エンジンのクローラーが巡回しやすい効果があります。その結果、クローラビリティが向上。自サイトを見つけやすくなり、サイトの評価時間が短縮されます。

クローラビリティとは、検索エンジンのクローラーの作業効率を指します。サイト情報の見つけやすさや情報収集の容易さを示す言葉です。

SEO対策には記事内容の権威性や信頼性が大切です。最近では、サイト運営者の多くは、特に良質なサイトからの被リンク獲得を重要視しています。

被リンクの獲得する16の方法

被リンクは、獲得する対象者によって方法が異なります。以下に、被リンクを獲得するために行う16の方法をご紹介します。状況に応じて、自分が取り組みやすいと思える方法から始めてみましょう。

  • 1.相互リンク
  • 2.寄稿
  • 3.取材記事の作成
  • 4.被リンク営業
  • 5.統計情報やアンケート作成
  • 6.プレスリリース
  • 7.監修者リンク
  • 8.無料サービスに登録
  • 9.取引先、知人、関連企業に依頼する
  • 10.ポータルサイトに掲載依頼
  • 11.事例ページ、お客様の声ページからリンクを貼ってもらう
  • 12.団体、協会に入って会員ページからリンクを貼る
  • 13.無料ツールやテンプレ、サービスを作成する
  • 14.古いコンテンツへリンクしてるサイトに連絡する
  • 15.リンク切れサイトに連絡する
  • 16.仕事で多くの人と関わる

それぞれ解説します。

1.相互リンク

相互リンクは、自分と相手がお互いに被リンクを行う方法です。相手も被リンクできるメリットがあります。初めて取り組む方にはハードルの低い方法でおすすめです。

例えば、まず自サイトに相手サイトのURLを貼ります。その代わりに、相手サイトにも自サイトのURLを貼ってもらいます。お互いのサイトにURLを貼りあうことで相互リンクを獲得できます。

ただし、相互リンク依頼で相手に連絡するときは、以下の点に注意してください。

  • 相手のWebサイトが、自サイトと関連性がない場合
  • 競合他社やサイト内容が自サイトとバッティングする場合

関連性がなければ、被リンクしても自サイトへの流入確率が低い傾向にあります。

しかし、過剰な相互リンクはSEO対策に悪影響をもたらすため、注意しましょう。

過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナーページを作成する

引用:Google検索セントラル

また、競合他社やサイト内容が自サイトとバッティングする場合は、被リンクを提案しても相手にされない可能性があります。さらに断られるケースもあるので提案する際には注意が必要です。

2.寄稿

寄稿は、自サイトと関連性の高い外部サイトに寄稿する代わりに、被リンクを獲得する方法です。簡単に言えば「相手のサイト記事を書く代わりに、被リンクしてもらう」ことです。

寄稿とは、相手から依頼された原稿や記事を執筆して送り返す(納品する)ことを指します。

例えば、被リンクしたい相手が「求人サイト」だった場合を例に挙げます。就職や求人関連の記事を書いて納品する代わりに、執筆記事内に自サイトURLを記載します。

これならWebライターが普段行っている作業の一環なので特に難しいことはありません。また、寄稿された側も、記事を執筆してもらえるので双方にメリットがあります。

あとは被リンクしてもらえるかどうかです。

寄稿の主なメリットは、以下の3点です。

  • 寄稿するときに、自サイトを紹介できれば被リンクの獲得につながる
  • 寄稿先もジャンルの方向性が同じであれば被リンクを認めやすい
  • 記名記事で掲載してもらえる可能性がある

ただし、以下のような注意点もあります。

  • 寄稿先には、事前に自サイトを紹介しても良いか聞いておく
  • 寄稿先のコンセプトによっては、そもそも被リンクできないケースや無記名記事の場合もある
  • 自サイトと関連性が高く、権威のある寄稿先を選択する
  • 被リンク獲得だけだと、相手はメリットを感じない
  • 相手のメリットを提案することが重要

寄稿の被リンク獲得は、相手の立場に立って提案することがポイントです。

3.取材記事の作成

取材記事の作成とは、実際に取材した内容を記事にする代わりに、被リンクを獲得する方法です。

例えば、ネット検索していると、たまに以下のコメントを見たことはありませんか?

「〇〇サイト(メディア)で当社を掲載していただきました!」

取材記事を作成すると、上記のような感じで被リンクを獲得できます。

具体的には、提案先の企業やスタッフ、関連企業などに直接取材を行います。取材が終わったら、取材内容を記事にして自サイトで紹介します。そうすれば、相手サイトに自サイトURLを貼ってもらえます。

提案先も自社や関係者など、リアル情報を紹介してもらえるメリットがあります。相手も被リンクに対して抵抗感は低い傾向にあります。

ただし、取材記事の作成は、取材相手から「求めている情報を聞き出す能力」が重要です。

求めている情報を聞き出す作業は、少しハードルが上がります。取材のやり方によっては意図せず、相手を不快にさせるかもしれません。そうなれば、必要情報を聞き出せない可能性があります。

もし、必要な情報を聞き出せないときには、以下の点に注意が必要です。

  • 取材内容を正確にまとめられない
  • 内容が薄い記事になる
  • 誤った情報をユーザーに提供することになる

コミュニケーション力を高めて、相手が楽しかったと思える取材を心がけましょう。

4.被リンク営業

被リンク営業は、自サイトに関連性の高いサイト運営者に対し、直接営業をかけて被リンク依頼を提案することです。

例えば、サイト運営者にDMやメールで提案内容を送信します。ときには電話営業で、運営者や担当者と交渉することも有効です。

被リンク営業を行うときは、営業先のリスト化がおすすめです。はじめに競合他社の被リンク獲得状況をリサーチし、リスト化すると効率的に作業できます。

被リンクをチェックする際には、以下のツールがおすすめです。

料金形態ツール名
無料Googleサーチコンソール
Googleアナリティクス
Bing Webmaster Tool(ビング・ウェブマスター・ツール)
hanasakigani.jp(ハナサキガ二.jp)
Online Broken Backlink Checker(オンラインブロークン・バックリンクチェッカー)
SEOTOOLS(エスイーオーツールズ)
有料Ahrefs(エイチレフス)
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
Moz Pro(モズプロ)
Majestic(マジェスティック)
Link Explorer(リンクエクスプローラー)

チェックツールには、無料と有料があります。有料ツールは、無料にはない高度なリサーチやSEO対策ツールの利用が可能です。用途に応じて好みのツールを選んでください。

リスト化できたら実際に営業をかけましょう。営業先は、被リンクが期待できるサイト、ドメインパワーの強いサイトがおすすめです。

上記のツールを活用すれば、競合サイトの分析が可能です。さらに自サイトにも役立つ被リンク先を効率よく見つけられます。

5.統計情報やアンケート作成

統計情報やアンケートのデータ作成は、一次情報としての評価も高く、利用価値があります。さらに、被リンク獲得にも効果的です。

統計情報やアンケートの集計作業は、時間と労力がかかります。

サイト運営者の代わりに、独自の集計データを自分なりの切り口で作成すると効果的です。外部サイトから一次情報として高確率で引用される可能性があります

例えば、以下のような情報を集計すると利用価値があります。

  • 正社員やアルバイトの給料
  • 在宅ワークの年代別人口比率
  • 世帯別収入
  • 消費者動向
  • 燃料費高騰の推移 など

職種や業種によって必要とする統計データはさまざまです。

統計データの作成は、権威性と信頼性の高い情報をもとに作成しましょう。政府や自治体、民間企業などが公開しているデータがおすすめです。

一方のアンケート調査は、読者にとって有益な情報提供が求められます。クラウドソーシングやSNSを活用すれば、有益情報を効率よく収集できます。

また、統計情報やアンケート作成は、自らサイト運営者に提案する必要はありません。自サイトに掲載しておけば、外部サイトが引用元として利用されます。その結果、自然に被リンクを獲得できます。

ただし、統計情報やアンケート調査結果の作成は、以下の点に注意が必要です。

  • 外部サイトにとって有益な情報でなければ引用されにくい
  • 最新データやトレンドなど、サイト運営者が求める具体的なデータ提供が必須
  • データ元の信頼性・権威性が必須

統計やアンケートは、ユーザーが求める有益情報のデータ集計が必須です。自ら営業しなくても被リンクを獲得しやすいメリットがあります。積極的にチャレンジしてみましょう。

6.プレスリリース

プレスリリースを配信すれば、被リンク獲得に有効です。メディアに取り上げられ、多くの人に拡散できるメリットがあります。

プレスリリースとは、最新ニュース情報として資料や文章にまとめたものです。例えば、新商品や新サービスの発表、新規事業の参入などです。プレスリリースは、一般的に「PR TIMES」などの配信サービスを利用している企業が多いです。

プレスリリースのメリットは、以下の5つです。

  • 強制的かつ短期間で情報を拡散できる
  • 多くのユーザーの目に留まる
  • 外部サイトで取り上げてもらえる確率が高い
  • 権威性・信頼性の高い調査結果は一次情報としての利用価値がある
  • サイトへの流入数が一時的でも増加する

プレスリリースには多くのメリットがあります。さらに被リンク獲得にも効果的に作用します。積極的に活用しましょう。

7.監修者リンク

監修者リンクは、外部サイトの記事を監修し、被リンクを獲得する方法です。監修とは、記事内容を確認・監督することです。

監修の業務内容は記事内容をチェックします。内容に相違や誤りがあれば指摘し、アドバイスを行います。実際に監修記事を執筆するケースもあります。また、アドバイスだけ行い、実務はほかの担当者が行う場合もあります。

記事監修は、サイト運営者の意向によってケースバイケースです。

監修者は被リンク獲得には有効です。記名記事として掲載されることが大半です。また、監修者リンクは、サイトの権威性・信頼性の確保にも貢献します。そのため、監修記事は、サイト運営者にとってメリットしかありません。

監修者リンクには、以下のメリットや注意点があります。

  • 監修記事の分野に従事した経験や精通している人に適している
  • 事実に基づいた正確な情報提供が必須
  • 専門知識を活かせる
  • 記名記事や監修者紹介として掲載してもらえるので被リンクを獲得しやすい
  • 外部サイトの運営者や担当者は、専門知識のある人に監修を依頼する

最近、Googleの評価基準にE-E-A-Tを導入しています。その結果、サイト記事の監修を積極的に行っている運営者が増加しています。各分野の専門知識のある方におすすめの方法です。専門知識や経験を活かし、監修者になって被リンクを獲得しましょう。

8.無料サービスに登録

はてなブログnoteアメーバオウンドなど、無料サービスに登録して被リンク獲得を行う方法もあります。

無料サービスに登録するメリットは、とにかく無料で拡散できることです。また、クラウドワークスやSNSを活用しても同様の効果を得られます。

被リンク獲得を始めたばかりの頃は、無料サービスの登録がおすすめです。

9.取引先、知人、関連企業に依頼する

取引先や関連企業に被リンクを依頼する方法もあります。良好関係にある企業同士の場合、サイト内で自サイトを紹介してもらえる可能性が高いです。

また、近親者にお願いすれば、被リンク獲得も簡単です。

特に、知人や親族などの場合は、被リンクを頼みやすいです。

しかし、自サイトと関連性がない、もしくは関連性が低いときは断られる可能性があります。確実に被リンク獲得するためには、相手サイトとの関連性を事前にチェックしておきましょう。

10.ポータルサイトに掲載依頼

ポータルサイトに掲載依頼して、被リンクを獲得する方法もおすすめです。ポータルサイトには、ニュースや天気予報、Google、Yahoo!などがあります。

ポータルサイトとは、ネットにアクセスした際、初めに訪れるWebサイトのことです。あらゆる情報や複数のサービスを一つの場所で利用可能です。さらに利便性の高さから多くの人が利用しています。

最近では、ポータルサイトに掲載されているサイトほど、上位表示の確率が高い傾向にあります。

そのため、自サイトに関連性のあるポータルサイトには、積極的に掲載依頼を提案することをおすすめします。

ポータルサイトで掲載してもらうには、2つの方法があります。それは無料プランと有料プラン(月額制、従量課金型など)です。料金プランを参考に自サイトと関連性の高いポータルサイトに掲載依頼しましょう。

11.事例ページ、お客様の声ページからリンクを貼ってもらう

事例ページやお客様の声ページも被リンク獲得に有効です。

双方のページでは、主に以下のような内容を掲載しています。

分類掲載内容
事例ページ企業が自社商品の使い方を事例として紹介
お客様の声ページ顧客に商品を使ってもらった感想(使用感・デザイン・有用性・改善点など)

事例ページやお客様の声ページに自サイトURLを貼ってもらうと、以下のようなメリットがあります。

  • 信頼性のあるサイトを運営していると、ほかのユーザーがリンクを貼ってくれる(自然に被リンクを得られる)
  • 有益な事例や新たなユーザー獲得に貢献した商品・サービス紹介であればリンクを貼ってもらえる可能性が高い(例えば、メーカーや卸売企業、士業関係など)
  • 有益な情報源であれば、ユーザーは情報源をたどる傾向にある
  • 自サイトへの訪問率が向上する

ただし、お客様の声として回答するときには注意点があります。自サイトURLを貼りまくると、スパム(大量に送られてくる迷惑メールなど)とみなされる可能性があるので注意が必要です。

12.団体、協会に入って会員ページからリンクを貼る

団体や協会の会員ページにリンクを貼ってもらう獲得方法もあります。

団体や協会が運営するサイトは、権威性や信頼性が高く評価されています。その結果、Googleからも高評価を得ています。団体や協会には、経済団体や各業界の組合、市町村などがあります。

団体や協会に会員登録・加盟すると、サイト紹介ページで自サイトURLを貼ってもらえる可能性があります。

サイトの発信内容は、外部サイトの一次情報として使われます。そのため、多くのユーザーの目に留まるメリットがあります。

ただし、年会費が発生する場合もあります。登録・加盟する際には、事前に会費を確認しておきましょう。

13.無料ツールやテンプレ、サービスを作成する

被リンク獲得は、無料ツールやテンプレート、サービスを作るとリンクを貼ってもらいやすいです。

無料ツールやテンプレートなどは、作業効率の改善や向上に役立ちます。企業も含めてコスト削減には、作業の効率化が欠かせません。

企業やサイト運営者は、有益で作業時間が短縮できる便利ツールを探しています。無料ツールやテンプレートなどがあれば、関連企業や知人・友人と情報共有したいはずです。

そうなれば、おのずと自サイト内で、ツールやサービスなどを紹介してもらえます。さらに引用元としてURLを貼ってもらえる可能性があります。

ただし、無料ツールやテンプレートなどを作成するには、以下のような悩みを具現化できるスキルと発想力が必要です。

  • 多くのユーザーが困っている便利ツールの開発
  • 「こんな無料ツールがあったらいいな?」
  • 「自分でカスタマイズできるテンプレートがあったらいいな?」

無料ルールやテンプレート作成は、すべての人ができる方法ではありません。スキルを持ち合わせている人は、被リンク獲得に有効なので取り組んでみましょう。

14.古いコンテンツへリンクしてるサイトに連絡する

古いコンテンツにリンクしているサイトに連絡し、被リンクを獲得する方法もあります。古いコンテンツへリンクとは、記事内容でリンクしている情報源が古い場合です。

例えば、記事内容がコロナ前の情報源にリンクしていた場合、現在では情報が古すぎて使えません。

このような古いコンテンツへリンクしているサイトを見つけて「情報源が古いですよ」と、サイト運営者に連絡します。ポイントは、連絡したときに自分が作成した最新情報を提案することです。

連絡すれば相手に感謝され、双方にメリットがあります。提案内容が相手にとって有益な情報であれば、被リンク獲得に効果的です。

15.リンク切れサイトに連絡する

リンク切れサイトに連絡する方法も被リンク獲得には有効です。リンク切れとは、記事内容のリンク先が「404エラー」と表示されるリンクです。

方法は簡単です。まずリンク切れのエラー表示される優良サイトを見つけ出します。その後、サイト運営者に「リンク切れですよ」と連絡します。そのときに自サイトを提案するだけです。

リンク切れを放置するとSEOの評価が下がります。そのため、リンク切れは確実に回避する必要があります。

リンク切れの連絡は、古いコンテンツへリンクしているときと同じく、連絡すれば相手に感謝されます。その一方で、自分の提案を受け入れてもらえれば被リンクを獲得できます。

ただし、リンク切れ(404エラー)を見つけても、手当たり次第に連絡するのは避けてください。連絡するのは自分のサイトと関連性の高い優良サイトだけです。

16.仕事で多くの人と関わる

仕事で多くの人と関わることで、被リンク獲得の幅が広がります。

自分一人の力では、どんなに頑張っても限界があります。さらにAI技術を活用しても、現在の技術ではウソの情報が混在しています。ウソを発見するにも労力と時間がかかります。

サイトを運営しているのは人であり、人がサイトを活用します。何をしても最終的には人が関わっています。そのため、仕事を通じて多くの人と関わりを持つことが大切です。

多くの人と関われば、被リンク獲得や有益な情報を教えてもらえる可能性があります。

被リンク獲得における3つの注意点

被リンク獲得の方法はさまざまです。獲得方法の向き不向き、サイト運営者の意向によって取り組む内容は異なります。ただし、被リンクを獲得する上でやってはいけないことが以下の3つです。

  • 有料のリンク売買
  • nofollow属性のリンクになっていないか
  • 質の悪い被リンク

それぞれ解説します。

有料のリンク売買

基本的に有料リンクの売買は禁止されています。最悪の場合、検索順位が下がったり、検索結果から削除されたりする可能性があります。

リンクスパムとは、検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為です。リンクスパムの例としては、次のようなものが挙げられます。

ランキングを上げることを目的としたリンクの売買。次のような行為がこれに該当します。

リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする

リンクに関して物品やサービスをやり取りする

特定の商品について記載してリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を送る

引用:Google検索セントラル

一昔前は、有料リンクを購入しても上位表示されていた時期もありました。しかし、Googleのアルゴリズムの改変により、有料リンクはペナルティの対象になっています。被リンクを獲得し、Googleから高評価を得たいなら、地道な努力を積み重ねることが大切です。

nofollow属性のリンクになっていないか

nofollow属性の被リンクには注意が必要です。被リンクには以下の2属性があります。

  • dofollow(ノーフォロー)属性
  • nofollow(ドゥーフォロー)属性

2つの属性には、以下の違いがあります。

属性特徴
dofollow属性検索エンジンから認識されているリンク
優良サイトやドメインパワーの強いサイトから被リンクを得ればGoogleの評価も上がる
質の悪いサイトから被リンクを得ると、サイトの評価が下がる恐れがある
nofollow属性検索エンジンから認識されていないリンク
検索エンジンのクローラーに認識させたくない場合に使う(代表例:Wikipediaのリンク)
主に質の悪いサイトから被リンクを回避し、サイト評価の低下を防ぐ効果がある

被リンクを得たい相手サイトがnofollow属性の場合、被リンクしても検索エンジンから認識されません。その結果、リンクの評価を得られず、SEOの効果もあまり期待できません。

被リンクを依頼するときは、必ず「『dofollow属性』でリンクをお願いします」と提案しましょう。

質の悪い被リンク

質の悪い被リンクは、自分のサイトに悪影響を及ぼす要因になるので注意が必要です。質の悪い被リンクとは、主に以下のようなものです。

  • コピーコンテンツの被リンク
  • 検索エンジンからペナルティを受けている被リンク
  • リンク集からの被リンク
  • 1つのサイトから大量に行う被リンク
  • 過剰な相互リンク

質の悪い被リンクが多いと、検索エンジンの評価が下がる恐れもあります。できる限り、質の悪い被リンクは回避しましょう。

被リンクを増やす16の方法:SEO効果が高いリンクを増やすには?:まとめ

この記事では、被リンクの獲得方法についてご紹介しました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 被リンクとは、自サイトや記事ページのURLを外部サイトに貼ってもらうこと
  • 優良サイトから被リンク獲得できれば、Googleの評価が高くなり、検索順位も上がる
  • 被リンク獲得はSEO対策に効果的
  • 被リンクでSEO効果を発揮するには、優良サイトから被リンクを得ること
  • 被リンク獲得方法は、相互リンク、寄稿、営業、監修記事など多様にある
  • 多くの人と関われば、被リンク獲得や被リンクに関する有益な情報を得られる
  • 有料リンクの売買・nofollow属性・質の悪い被リンクに注意する

今回ご紹介した被リンクの獲得方法は、全部で16種類です。優良サイトから被リンクを得れば、Googleの評価も上がり、SEO対策にも効果的です。

しかし、質の悪いサイトから被リンクを得た場合は、逆に評価が下がる恐れがあるので注意してください。

被リンクの獲得方法はさまざまです。人によっては向き不向きや得手不得手があります。自分に合った取り組みやすい方法から始めましょう。

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この記事を書いた人

片山 勇大のアバター 片山 勇大 ライター

1997年 三重県名張市出身。
2022年 近畿大学総合社会学部心理系専攻 卒業
2022年 株式会社デジタルブロックス入社
2023年 フリーライターとして独立。SEOライターやオウンドメディア運営代行などWEBライターとして幅広く活動。
屋号WEBEAT。物書きが好きです。

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